映画「この世界の片隅に」が今話題ですよね。
SNSで良い評判が広がり、徐々に人気が出ている作品です。
今回の記事のタイトルは「名言・方言や海外の反応!上映いつまで?」というわけで、
「この世界の片隅に」の名言、方言、海外の反応、そして映画の上映期間がいつまでなのか、などについて書いていこうと思います。
映画「この世界の片隅に」について!主役はのん(能年玲奈)!
この記事の目次
まずは、映画「この世界の片隅に」について、概要を簡単に説明しますね!
映画「この世界の片隅に」が全国公開されたのが、2016年11月12日。
12月現在、上映から約1カ月程度期間が開いている状況ですが、他の映画には無い、異例の動きを見せています。
SNSで人気拡散?
この映画の注目すべきポイントが、週末興行収入の推移と動員数ランキングの推移。
まとめてみると
2週目⇒10位(興行収入約5679万円)
3週目⇒6位(興行収入約6494万円)
4週目⇒4位(興行収入約6791万円)
なんと、2週目から4週目にかけてランキングがどんどん上昇していっているのです!
これは映画としては異例の動きですよね。
なぜこのようにランキングが右肩上がりに上昇していっているのかと言うと、「SNSでの拡散」が主な理由なんだとか。
映画を見て、「面白い」と思った人がtwitterやFacebookなどでその思いを投稿した結果、徐々に良い評判が広がっていったというわけです。
今後、Youtuberなんかが取り上げ始めたら、さらに口コミが広がっていき、ランキングが上昇する可能性もありますよね。
主演にはのん(能年玲奈)
主人公の北條すずの声を担当するのは、「女優・のん」
改名がちょっとした話題になった方ですねw
兵庫県出身ののんさん、主人公・北條すずの出身は広島県なので、広島弁に苦労したそうです。
のんさんは、この作品に関して、
普通でいられる事が幸せだなあと思える作品だと思うので、そういう部分を感じていただきたいなと思います。
とコメントしています。
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映画「この世界の片隅に」の名言まとめ!
それでは、映画「この世界の片隅に」の名言を見ていきましょう。
舞台は戦時中の広島県呉市。そのころの生活が詳しく描写されている作品です。
現代とは全く違う時代を描いている作品だからこそ、日常の一言が名言になりえます。
「防空服装、火の始末!」
警報が発令したときのセリフ。
「警報もうあきたー」
食事中の晴美ちゃんの発言。
それだけ当時は警報が多かったということでしょうね。
「何でも使うて、暮らし続けにゃならんのですけぇ、うちらは。」
当時の生活を象徴するような一言です。
何も不自由すること無く生きることができている現代の私たちも、こういう時代があった事を認識しておくべきですよね。
舞台である広島の方言にも注目です。
映画「この世界の片隅に」の方言とは?広島弁を見てみよう!
・「じゃけぇ・じゃけん」
これが一番聞くと思います。
「だから」という意味ですね。
・「たいぎい」
「めんどくさい」という意味です。
広島県民の人と話していると結構聞く言葉ですよね。
・「たう・たわん」
「届く・届かない」という意味です。
これも時々、広島県民との会話で出てくる方言ですよね。
・「さし」
「定規」のことです。
広島では、さし、と言うそうです。
・「ぶち」
「とても」と言う意味。
「ぶち好きじゃけ」みたいに使います。
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【ネタバレなし】映画「この世界の片隅に」、海外の反応!
映画「この世界の片隅に」は、海外での上映も盛り上げる方針らしいです。
ここでは、海外の反応について見ていきますね。
「戦時中の政府が政策を間違えた事に対する代償だ(台湾)」
「火垂るの墓に似てる映画だ」
「この映画はジブリですか?」
「私はこの映画をおすすめします」
「この言葉にならない感動を伝えられない事が悲しい」
「火垂るの墓のような悲惨な光景を見たくない、この映画もそうなのか?」
ネットにはこのような書き込みが確認できました。
映画館での上映はいつまで?
人気急上昇中の映画「この世界の片隅に」はいつまで上映されるのでしょうか?
平均的な映画の上映期間は1カ月程度です。
しかし、「この世界の片隅に」は、人気が右肩上がりなこともあり、1ヶ月で上映終了するということにはなりませんでした。
むしろ12月上旬の現在、上映映画館を増やしています。
2週目⇒68館
3週目⇒82館
4週目⇒87館
と、着々と上映する映画館数を増やしていっています。
一体いつまで上映されるのでしょうか?
実は年末年始に向けて映画「この世界の片隅に」は上映映画館数をさらに増やす予定らしいです。
約180館での上映が決定しているそうですよ。
年末年始までに、上映初週の約三倍の上映映画館数になるというわけですね!
監督の片渕須直さんも、このように言っています。
年明けにほんとに上映が拡大します。びっくりするくらい。今お客さんが入ってくださってることを、たくさんの映画館の方々が信じてくださったからです。まだまだがんばらなくては。
— 片渕須直 この世界の片隅に 上映中 (@katabuchi_sunao) 2016年12月5日
SNSでの拡散が主な人気なので、これからもじわじわと人気が上昇していくと思われます。
なので、年明けの2017年2月、3月くらいまでは確実に上映していると思われます!
また新しい上映期間の情報が分かり次第、いつまで上映かを追記していきますね!
原作は?
「この世界の片隅に」の原作は、漫画です。
こうの史代(こうのふみよ)さんという女性漫画家によって書かれた漫画が原作となっています。
「漫画アクション」という、漫画雑誌にて連載していた漫画です。
連載期間は2007年1月~2009年1月までの2年間。
単行本としては、漫画アクションの双葉社から上巻中巻下巻、もしくは前編後編の2パターンで出版されています。
漫画の上巻のアマゾンレビューを見てみると、評価は4.9。
めちゃくちゃ評価高いですよね。
「この世界の片隅に」の世界観やメッセージ性などが評価されているようです。
戦時中の物語なのに「重苦しくなく読める作品」としても評価されています。
主題歌は?オープニングテーマとエンディングテーマも!
次は、「この世界の片隅に」の主題歌について。
映画「この世界の片隅に」の主題歌は、コトリンゴさんの「みぎてのうた」。
そして、オープニングテーマも同じくコトリンゴさんの「悲しくてやりきれない」、
エンディングテーマもコトリンゴさんの「たんぽぽ」です。
主題歌、オープニングテーマ、エンディングテーマの3曲、そして劇中曲などが収録されたアルバムも発売されているようなので、要チェックです!
主題歌を歌うコトリンゴさんについてのネットの反応を見てみると、
「コトリンゴさんの音楽が素晴らし過ぎる」
「コトリンゴよかったです!」
「たんぽぽが好き!」
「FMでたんぽぽがかかってて嬉しかった」
「映画の世界観にコトリンゴさんの声が合ってる」
など・・・
確かに曲を聴いてみると、コトリンゴさんって、特徴的ですが、どこか耳にいいような、そんな声をしていますよね。
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【ネタバレなし】「この世界の片隅に」を見た人の感想!
それでは、映画「この世界の片隅に」の感想を見てみましょう。
ネタバレは無しで紹介していくので、見に行くかどうか迷っているひともどうぞ見てみてください!
Base Ball Bearのボーカル・小出祐介さんがツイッターに感想を書いていました。
京都にて。「この世界の片隅に」を観てきた。原作を読んでいるにも関わらず、心の底から怖かった。顔が痙攣した。そして、町に灯りがともり、生活の煙があがる景色に押さえ込む隙がないほど反射的に涙が出てきて、今度は腿が痙攣した。なんかもう動物として、人として感動したとしか言えない。
— Base Ball Bear 小出祐介 (@Base_Ball_Bear_) 2016年12月5日
小出さんの感想、ミュージシャンらしさが凄いっていうか、表現力が半端ないですねw
こんな感想を持つ人もいるみたいです。
『この世界の片隅に』は泣けるとか言う感じではなくて。なんだろかなぁ。
まだ見てない人に『泣ける映画らしいですね』と言われたら、いや、そうじゃ無いよ。と返します。— いしかわ ひさっ (@cQ_Q) 2016年12月6日
こんな風に言う人も。
父ちゃんと母ちゃんの「この世界の片隅に」感想、思いのほか反響が大きいな。みんな焼け跡世代の親が健在な人は、一緒に観た方がいいよ。話を聞くと自分もこの映画と繋がっていて、記憶を受け継ぐんだって実感するよ。
— ノラネコの呑んで観るシネマ (@noraneko285) 2016年12月4日
「親と一緒に身に行ける映画」というのは珍しいです。
こういうところが、老若男女に人気が出ている理由なんでしょうね!
実際に、60代70代の方でも、友達にこの映画を勧めるという人がいるみたいですよ。
こんな感想を持つ人も。
ようやく「この世界の片隅に」を観るた。物を作る勇気を与えてくれる作品。「この作品を作りたい。作らねばならない」という強固な意志があり、多くの人々を巻き込んで完成した映画だ。一つの奇蹟を見た思いがする。こういう作品を見てしまうと、マーケティングやらビジネスという言葉が空虚に思える。
— 竹熊健太郎《一直線》 (@kentaro666) 2016年12月4日
クリエイター視点からの感想ですね。
制作時はクラウドファンディングによって多くの人が関わり、公開後はSNSによって多くの人が拡散に関わる。
戦時中を描いた作品ではありますが、制作者視点で見ると、ネット時代だからこそ生まれた、現代の先駆け的作品なのかもしれません。
まとめ
さて、今回は、映画「この世界の片隅に」について色々と書いてみました。
名言・方言や海外の反応だけでなく、上映がいつまでなのかについて、そしてさらに、主題歌や映画を見た感想なども書きましたね。
本当に評判のいい作品なので、まだこの映画を見ていない人はぜひ見てみてくださいね!
皆さんも、感想をコメント欄などに書いていただければと思います。
それでは、また次の記事で!
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本当に素晴らしい作品です。
製作費が集まらず、クラウドファンディングによってまかなえたこと、公開時の限定的な映画館数にもかかわらず観た人のSNSによる口コミと拡散、そして何より原作の良さと監督をはじめとした製作陣の熱意と努力! 奇跡の大傑作と思います。