11月8日の明け方、博多駅前にて、大規模な道路陥没が発生しました。
陥没している道路の写真を見てびっくりされた人も多いと思います。
外国よりも建築がしっかりしている日本でこのような事故が起こるって珍しいですよね。
私も最初は、道路陥没の画像を見たとき日本の光景だとは思えませんでした。
事故発生からある程度時間が経った今ですが、その原因が地下鉄の工事とのこと。
何でもこの時期、地下鉄七隈線の延線工事を行っているんだとか。
今回はそのことについて詳しく書いてこうと思います。
また、道路陥没によって生じた被害や周辺への影響なども書いていきます。
博多駅前道路陥没の経緯
この記事の目次
まずは、どのような経緯で博多駅前の道路陥没が起こったのかを説明していこうと思います。
道路陥没の始まりの時間は午前5時頃
道路陥没の始まりは午前5時頃でした。
かなり朝早い時間帯ですね。
事故発生が昼の12時とか人の多い時間帯だったら、相当危なかったと思います。
人の少ない時間帯に事故が起こったのは不幸中の幸いでした。
陥没範囲は数時間で徐々に拡大
幅15m、長さ30mが陥没したと言われているが、それが一気に全部陥没したわけではなく、穴は徐々に広がっていったようです。
ネットに動画がアップロードされているが、道路標識や信号を巻き込みながら陥没が拡大していました。
早朝の段階では、このように穴が2つ空いた状態だったそう。
それが数時間でこのように拡大
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原因は地下鉄工事?
このような打規模な陥没事故は、どのような原因で起こったのでしょうか?
結論から言うと、地下鉄七隈線の延線工事が原因と言う見方が強いようです。
工事中、現場付近で水が流れ込んだ
事故が起こった朝も地下鉄の延線工事は行われていました。
トンネルを掘る作業をしていたのです。
しかし、事故当日の午前5時頃、工事中に水が流れ込んできたため、工事を中断していました。
そして間もなく、道路陥没が発生したのです。
2年前も同じような陥没事故が発生していた
実は2年前にも似たような陥没事故が発生していたのです。
2年前の事故の現場というのが、今回の陥没地点から約500mほどの市道。
原因は地下鉄の延伸工事だったそうです。
というわけで、今回の事故も、地下鉄工事が原因である可能性が非常に高いわけですね。
【追記】福岡市交通局が地下鉄工事が原因だと認めた
どうやら、事故の原因は地下鉄の延線工事で間違いないようです。
というのも、福岡市交通局が会見を開き、道路陥没は地下鉄工事が原因だと謝罪したのです。
交通局は、「2次被害が無いよう全力を上げている」とのこと。
ここまで人的被害が無いことは不幸中の幸いですので、今後も安全に復旧作業に取り掛かってほしいものです。
道路陥没による被害や周辺への影響は?
最後に、道路陥没による、被害や影響をまとめてみましょう。
人的被害はなし
これだけ大規模な事故、しかも普段なら人通りの多い場所での事故でしたが、奇跡的に人的被害はありませんでした。
やはり、陥没発生が午前5時と言う早朝だったことが不幸中の幸いだったということでしょうかね。
昼間にこの陥没事故が起きていたら大変なことになっていたと思います。
車の通り
ガス漏れの可能性
もう一つ大きな影響が、ガス漏れの可能性が高いとして、周辺へのガス供給が止まっているということ。
ガス漏れを警戒し、陥没が発生している周辺では、火気厳禁となっているみたいです。
800戸の停電
道路陥没は電気にも影響を与えています。
800戸への電力供給がストップしているとのこと。
福岡銀行オンラインシステム障害
インターネットにも影響が出ていて、福岡銀行では、福岡県内の窓口での入金・出金が出来なくなっているとのことです。
まとめ
さて、今回は、博多駅前で発生した大規模な道路陥没について解説してみました。
原因は地下鉄の工事だという事ですが、今後地下鉄の延線はどうなってしまうのでしょうかね?
福岡市民からしたら新しい駅が出来ることは利便性の面で嬉しいですが、安全性を考えると、地下鉄の延線を断念してほしいという人も出てくるのではないでしょうか?
道路陥没の復旧についてはもちろん、今後の地下鉄工事の動向に関しても目が離せない展開になってきました。
皆さんも何か感想や意見などありましたら気軽にコメント欄に書き込んでいただければと思います。
それでは、また新しい情報が出てきましたら更新していきます。
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